「ハオハオ」の働き

(1)感情のコントロールに役立つ
 イヤな感情(怒り・驚き・不満など)が湧きそうな状況で、「どうしてこんなことになるんだ」「信じられない」のような無意識の衝撃を、「ハオハオ」で多少吸収することができます。
 続いて「こんなことがあっちゃいけない」「許せない」「××のせいだ」のような悪感情を増幅させる考えをすることを防げます。イヤな感情が持続・増幅するのは、そのことに対する自分の受け取り方と事後の思考によります。
 「ハオハオ」と明確な言葉(口に出さなくてもいい)で頭の中を満たしてしまえば、条件反射的に発生してくる勝手な考えを意識の表面に出さずにすみます。人は明確な(言葉を使った)思考は同時に複数はできないのです。

 その後もし、「××が悪い」「自分は弱い」「私は不幸だ」などの否定的な考えが浮かんできてしまっても、それらに対してもすべて「ハオハオ」と受け入れればいいのです。心がある程度落ち着くまで「ハオハオ」を繰り返せばいいのです。
 否定的な考えさえ頭の中のメインステージから排除してしまえば、感情は自然に落ち着いてくるものです。一瞬ムカついても、「ハオハオ」を使えば、怒りはすぐにある程度おさまり、キレることもないと思います。

(2)幸せになる考え方を心がけるきっかけ
 「ハオハオ」のひと言で、すんでしまうこともあります。
 「ハオハオ」の後に、ひと言でかたずけられることもあります。「まぁ、いいか」「たいしたことじゃない」「気にしない、気にしない」「世の中にはこういうこともある」「世の中にはこういうヤツもいる」など。

 すぐにかたずけられない問題は、「ハオハオ。で、今・自分にとって幸せになる考え方は?」と続ければいいのです。
 もしすぐに幸せになる考えが浮かんでこない場合には、「ハオハオ、ホープホープ、ハウハウ」の考え方を使ってみてください。

(3)幸せ探しの号令
 悪いことでも、いいことでも、「ハオハオ」が口グセになっていれば、とにかく「ハオハオ」と言ってしまってから、その理由を考えればいいのです。それが幸せになる考えにつながります。


    ハオハオの森

幸せのホームページ