こういう人もいる

 世の中には、無神経な人も、意地悪な人も、無礼な人も、マナーを守らない人も、モラルがない人も、危ない人もいます。そういう人の行為に心を乱されずに、平穏に暮らすためにはどうしたらいいのでしょうか?

 まずは、そういう人のことを自分がどう受けとめるかです。
 そういう人がいるのは事実です。
 それに(心の中で)抵抗しようとすると大変です。たとえば、「なんだコイツは」「なんでこんなことをするんだ」「やさしさも思いやりもない」「許せない」などという思いがあると、イヤな気もちが強くなります。
 「こういう人もいる(ハオハオ)」と受けとめることができれば、イヤな気もちは軽くなり、少しは落ちついて対策も考えられます。

なんだコイツは! イライラ   ハオハオ こんな人もいる

 次に、自分がどうしたいか(ホープホープ)が大事です。
 そういう人の存在を受け入れられないと、「相手をとっちめてやりたい」「仕返しをしたい」「相手を変えたい」のような考えになってしまいます。しかしそれは、相手との関係を悪くしたり、現実には難しかったりして、相手への悪感情や不満をつのらせることにもなってしまいます。
 「こういう人もいる」と受けとめられれば、そういう人と出会ってしまったのは不運で、多少のイヤな思いをするのはしょうがない(ハオハオだ)が、限られた一日の中の貴重な時間をそんな人のためにイヤな気もちで過ごすのは損だなどとも考えられ、「できるだけ軽く受け流せたらいいな」(ホープホープ)と考えることもできるのではないでしょうか。

許せない! プンプン   ホープホープ 軽く受け流せたらいいな

 そして、どうしたらいいか(ハウハウ)を考えればいいのです。
 そんな人はできるだけ相手にせずに、相手が変わることは期待せず(変わらないことに腹を立てたりせず)に、自分(の考え方)を変えればいいのです。
 そういう人と接する時には、相手が何を言おうが「ハオハオ」、相手が何をしようが「ハオハオ」、相手がなんと思おうが「ハオハオ」とイヤな部分は受け流し(ただし、自分に被害を与える不当な行為に対してきちんと対処する)、相手といっしょにいない時にはそんな人のことは考えないように心がけ、イヤなことがあった時ほど生活の中での愉しむ時間を大切にできたら、のように考えられればと思います。

なんでこんなにつらいんだろう クヨクヨ   ハウハウ 気分よく過ごそう

 自分にとってイヤな人や嫌いな人や合わない人がいるのは、ある程度はしょうがないと思います。そういう人ともそれなりにつきあう必要がある場合もあるでしょう。
 そういう人との出会いは不運かもしれませんが(もしかしたら好好じゃない?)、「いい練習相手」と考え、自分を育てることができれば、人生の中ではいいこと(好好)にできるのではないでしょうか。

 もう一つの考え方は、自分にとってイヤな人もいれば、いい人や好きな人や気が合う人もいるということです。
 世の中、イヤな人も多いけど、いい人はもっといっぱいいる(はず)。
 イヤな人のことを考えるより、好きな人のことを考えよう。
 イヤな人とのつきあいは必要最小限にし、好きな人とのつきあいを大切にしよう。
 「合わない人ばかり」と嘆いていないで、自分に合う人と出会えるように行動してみよう。本気になって探し続ければ、きっと自分に合う人が見つかるはず。
 このような考え方もできるわけです。

イヤな人は ハオハオ   いい人は 好好

 「イヤな人もいる」(そういう人の存在はハオハオ)というのは、当たり前だし、簡単そうに思えるかもしれませんが、それができないからそういう人のためにイヤな気分で過ごしてしまうのでしょう。
 頭で「人はハオハオ」がわかるのと、心で「人はハオハオ」と思えるのは違うのかもしれません。
 「人はハオハオ」と心から思えるようになるためには、幸せになる考え方の心がけを続けるしかないように思います。


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