人の評価

 無意識に人を評価していることがあると思います。あの人は頭がいいとかよくないとか、カッコいいとか可愛いとかそうじゃないとか、何かができるとかできないとか、・・・。
 人を無意識に評価してしまうのはしかたがないと思います。でもそれらは一面の評価でしかありません。その一面だけでその人全体を決めつけないほうがいいと思います。
 すごい人だと思い込んで怖れたり萎縮したり、大したことな人だと思って威圧的になったり粗雑に接したりはしないほうがいいでしょう。
 また、そういう評価をもとに人と自分を比較して、自分より上だと思う人に気おくれしたり嫉妬したり自分はダメだと思ったり、自分より下だと思う人をバカにしたりもしないほうがいいでしょう。
 相手によって態度がコロコロ変わるような人は信頼されないでしょう。

 そもそも一面の評価によって自分が変わってしまうようでは、常にまわりの人を意識して気疲れしてしまうのではないでしょうか。また、「自分がない」とも言えそうです。
 それは「人は人、自分は自分」と思えないからではないでしょうか。「人はハオハオ、自分もハオハオ」と思えれば、もっとラクに、自分らしく生きられると思うのですが。

人は ハオハオ   自分も 好好

 評価は自分に返ってくるんじゃないかと思います。人をバカにする人は自分をバカにすることになるんじゃないかと思うのです。
 また、ある面の評価を絶対視するのもどうかと思います。たとえば、学歴や職業/就職先/地位や容姿を絶対視しているような人がいます。それによって、人を拒絶したりバカにしたり、自分はダメだと思ってしまったりする人がいます。
 人間はそんな一面の存在ではありません。たくさんの面があっていろんないい所があるはずです。一面だけの評価でハナからそういう可能性を見いだそうとしないと、せっかくのいい出会いや人(あるいは、自分)の可能性を見過ごしてしまうのではないでしょうか。

 できれば人を評価しないほうがいいんじゃないかと思っています。評価する必要があるケースはあまりないと思います。自分が勝手に人を評価して、その評価に自分が左右されてしまうのはどうかと思うのです。
 と言っても、無意識に評価してしまうのはしかたがありません。その評価をあまり重視しないほうがいいと思います。
 ある面で優れた人は、尊敬するか、お手本にするか、さもなければ、ただ「いいな」と思うぐらいにしておけばいいのではないでしょうか。
 また、どんな人もバカにしてはいけないし、できれば尊重できたら、と思うのです。

尊敬できる人は 好!好!   どんな人も 好好


     ハオハオの森

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