自分のことを考える時に使う

 自分のことを考える際の、「ハオハオ、ホープホープ、ハウハウ」の使い方を、人生相談の例で書きます。
 次のようなことを自分が考えたとします。
 30代の主婦です。私は家事、礼儀作法、一般常識、すべてに自信がありません。自分の性格もイヤで仕方がありません。人の目を気にしてビクビクばかりしています。ちょっとしたことで傷つきます。
 そのくせ、すぐに人の欠点を探し、心に中で人をバカにしてしまいます。友達とも人のうわさ話や悪口ばかりしゃべっています。
 他にもここには書ききれないくらい自分のイヤな部分があります。それに気づくたびに落ち込んでしまいます。自分のイヤな性格を直すには、どうしたらいいでしょうか。
(1)「ハオハオ」で受け入れる
 とにかく自分の考えたことをすべて事実(そう考えた)と受け入れます。
   自分の能力(家事・礼儀作法・一般常識)
   自分の言動(うわさ話、悪口)
   自分の考え方(欠点探し、心の中で人をバカにする)
   自分の感情的なもの(人の目を気にしてビクビク、傷つきやすい、
             落ち込んでしまう)
   自分が思ったこと(自信がない、自分のイヤな部分がある)
 「ハオハオ」を入れながら読むような感じで1つ1つ受け入れます。
 受け入れるだけで(とりあえず今は)いいことは、「ハオハオ」のひと言ですます。

(2)「ホープホープ」で希望を見いだす
 「性格を直したい」という欲求が本当に必要だと思えば、
「今は性格のイヤな部分もある。でも努力をすれば、
 きっと少しずつよく変えることができる」
 このような希望を言葉にする。
 もっと軽く、「性格が少しでもよくなれればいいな」くらいでもいいと思います。

(3)「ハウハウ」でどうしたらいいかを考える
 一挙に解決する(性格をガラッと変える)ことを考えずに、1つ1つのことを少しずつ変えるための工夫や方法を考える。
 この例では、次のような考え方です。
 家事・礼儀作法・一般常識なら、本や新聞などを読んで勉強してみよう。
 人の目が気になる、人の言葉に傷つく、などはこのホームページでヒントを探してみよう。
 人の欠点探しや、心の中で人をバカにするは、人のいいとこ探しをしてみよう。
 うわさ話や悪口の会話は、そういう場にいたら聞き手にまわるように心がけよう。
 とりあえず1つの問題について、1つの工夫を考えて試してみる。それの積み重ねです。
 自分の性格や習慣やクセなどは、時間をかけて、少しずつ、変えていくしかありません。その心がけを続けていけば、いつのまにか大きく変わることができると思います。

 人生相談の内容を思った段階で考えることをやめてしまっては、いつまでもつらい思いを繰り返さなければなりません。希望を見いだし、目標を持って努力しようという気になれれば、精神的にぜんぜん違うと思います。


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