意図的気分転換のすすめ 気分よく過ごすためには、うまく気分転換をすることが大切です。 「気分が悪くなったら、早めに気づいて、気分を変えるように心がける」 という意図的な気分転換のクセをつけるといいでしょう。 気分の悪い時間をいちばん少なくできるし、早いうちのほうが気分も変えやすいからです。 スポーツや行楽や散歩や音楽鑑賞のような習慣的または計画的な気分転換をする人は多いと思いますが、意図的気分転換がうまくできる人は少ないのではないでしょうか。 意図的気分転換のポイントは、すぐにできる簡単な方法で、少し気分をよくして、その時にやる(べき)ことに取り組むことです。 いちいち時間がかかる気分転換をしなくてもいいのです。100%気分をよくしようなどと思わずに、少し気分をよくするだけでいいのです。 たとえば、深呼吸をする、背伸びをする、お茶やコーヒーを飲む、トイレに行くなどでもいいのです。 「ハオハオ」を心がけると、自分の気分に気づけるようになり、それをきっかけに意図的気分転換を実践できるようになれます。 |
一年たったら忘れてしまうこと? 小さいことはできるだけ受け流したほうがいいのですが、なかなか「小さいこと」だと気づけないものです。「小さいこと」だとわかるための方法を紹介します。 自分の悪い気分に気づいたら、その時に考えていたことについて、「これは一年たったら忘れてしまうことじゃないだろうか?」と自問してみてください。 多くの場合、「忘れているだろう」と考えられるでしょう。 どうせ一年後には忘れてしまうような「小さいこと」なら、イヤな気分になるのは「もったいない」と考えれば、「受け流してしまったほうがいい」と思えるのではないでしょうか。 |
悪い気分の悪循環 悪い気分(“くよくよ”“イライラ”など)は、悪循環になってしまうことがよくあります。 何かイヤなことあると、悪い気分が残ります。 気分が悪いと「悪い考え」をしやすく、それが「悪い行動」に結びついてしまうこともあります。たとえば、イライラしている時にはちょっとしたことでも過剰に反応しやすく、思わぬ爆発をしてしまうことがあります。 また、気分が悪いとその原因について、つい考えてしまいます。イヤな出来事やイヤな人のことを思い出したり、自分のことを責めたりしてしまい、さらに気分が悪くなってしまいます。そのことを考え続けると、人間関係の問題や自分の問題が悩みになってしまいます。問題を解決しようと努力しても、なかなかうまくいかずに、苦労してしまうことが多いのです。 このような悪循環で、長い時間を悪い気分で過ごさないためには、小さいことはできるだけ受け流し、気分が悪くなったら早めに気分転換をし、過ぎたイヤなことをつい考えてしまっても気づいてそのことを考えるのをストップすることです。それらのために、「ハオハオ」が役に立ちます。 |
ハオハオ精神 「ハオハオ精神」とは、「ハオハオ」を使って、ある時はラクに、ある時はハッピーに過ごそうという目的意識をもった意気込みや心意気のようなものです。 ここでの精神とは、「知性的・理性的な、能動的・目的意識的な心の働き。気力」(『広辞苑』)の意味です。 「ハオハオ」という言葉には、「明るく」「元気」な感じがあります。 「ハオハオ精神」には、元気になれるパワーがあります。 ![]() ![]() あなたも、「ハオハオ精神」を発揮して、ちょっとハッピーに生活してみませんか? |
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