8章 好好とハッピーに生きよう

 ちょっと力を抜いて、ラクに生きよう。
 幸せも不幸も、ちゃんと受け入れよう。
 ハッピーになれる自分になろう。

 「すべてのことは好好」で行けたらいいな。



少し力を抜いてラクに生きよう

「ハオハオ」の代表的な使い方に、「ハオハオ、まぁいいか」と「ハオハオ、そのままでいいよ」があります。どちらも“いいかげん”な感じがするかもしれません。

ハオハオ まぁいいか    ハオハオ そのままでいいよ

 でも、すべてのことにきちんと対応し、すべての問題は解決しなければならないと考えたら、大変なのではないでしょうか。それだけ時間とパワーを使わなければなりません。今の自分にはどうしようもない問題もあります。
 そのために、疲れてしまったり、生活を楽しめなくなってしまっている人も多いのではないでしょうか。

 生きていく中で苦しんでしまうのは、力が入りすぎている時が多いような気がします。考えすぎ、気にしすぎ、完璧を求めすぎ、まじめすぎ、頑張りすぎ、・・・。

○○は いいこと    ○○すぎは よくないこと

「○○すぎ」の時には、ちょっと肩の力を抜いてやるといい場合が多いのです。

「ハオハオ」を使うことで、肩(心)の力を抜くことができます。
 一年後には忘れてしまうような小さいことは、「ハオハオ、まぁいいか」と軽く受け流す。(すぐには)どうしようもない問題は、「ハオハオ、(今は)そのままでいいよ」と問題があることを受け入れてしまう。
 このような対応でも、大して問題ないことが多いのではないでしょうか。

「ハオハオ」(の語感)には、心の力を抜く効果があるようです。

“いい加減”のすすめ

 すぐに忘れてしまうような小さいこと、どうでもいいこと、自分さえ気にしなければ大して問題がないこと、苦手なもの(事/人/物)があること、自分ではどうしようもないこと、・・・。
 このようなことに、正しさや立派さを求めるよりも、時と場合によっては“いい加減”さがあったほうがいいのではないでしょうか。

 イヤな思いやつらい思いを続けるよりも、少し力を抜いてラクになってしまったほうがいいこともけっこうあると思います。

 今の自分(の心)を大切に、場合によっては“いい加減”な考え方を選択できるようになることも、人間としての成長ではないでしょうか。



幸せを充分に受け入れよう

 人生には、悪いこともありますが、いいこともあります。
 不幸なこともあるでしょうが、幸せなこともあるはずです。

ハッピーなことは 好!好!   (アンハッピーなことは ハオハオ)

「ハオハオ」を使うことで、いいこと探し・幸せ探しができます。
「好好(じゃない)?」と考えることで、いいこと・幸せに気づきやすくなるのです。

(これも) 好好(じゃない)?   幸せ(かもしれない) 好!好!

 出会った幸せを「好!好!」と素直に喜び、続けて「幸せだなぁ」と思うことで、心の中の幸福感が確かになります。
 また、自分がすでにもっている幸せを思い返して、「好好、幸せだなぁ」と思うことでも、同様に幸せを感じることができます。

好!好! 幸せだなぁ

 自分の幸せを感謝することでも、幸せな気もちになれます。

好!好! ありがたいなぁ    好!好! おかげさまで

「幸せだなぁ」と思う習慣や、感謝する習慣をもつことができれば、幸せを実感して生活できるようになれるでしょう。そのきっかけとして「好!好!」が役立ちます。
「ハオハオ」を身につけることで、幸せを(自分の心で)充分に受け入れ・感じられるようになれたらいいでしょう。

幸せを数えて暮らそう

 生きていく中では、いいこともあれば、悪いこともあります。いい人もいれば、イヤな人もいます。自分にあるものもあれば、ないものもあります。幸せもあれば、不幸もあります。
 不幸なことを考えればイヤな気もちになり、幸せなことを考えればいい気もちになりやすいのです。

不幸を数えて暮らすより 幸せを数えて暮らそう!

 自分が望むものを数えて暮らしたほうがいいのです。
 見つけた幸せ・もっている幸せに心の焦点を合わせれば、他のもの(不幸)は見えなくなります。人は幸せと不幸を同時に数える(感じる)ことはできないのです。
 幸せを数えて暮らしていれば、それだけ不幸にならずにすむということです。



不幸な現実は受け入れることから始めよう

 人生には、幸せなこともありますが、不幸なこともあります。

アンハッピーなことは ハオハオ   (ハッピーなことは 好!好!)

 誰にでも悪い事・不幸な出来事は起こります。誰にでも悲しい時・つらい時があります。誰にでも足りないものがあります。誰でも何かしら問題を抱えています。
 自分の不幸を嘆いているだけでは、幸せにはなれません。
 現実を(ハオハオと)受け入れることができれば、そこから幸せに向かって歩きだすことができます。

私はなんて不幸なんだ ダメだ  ハオハオ それでも、現実から始めよう!

「不幸な現実を受け入れよう」と言われても、「私には受け入れられない」と言う人も多いでしょう。「受け入れる」ことは、心がついてこないできないのです。
 でも、幸せになりたいという望みがあるのなら、簡単にあきらめずに、現実を受け入れられるように努力したほうがいいでしょう。

 まずは「現実をただ受け入れる」ことです。
 悪い出来事(起こってしまったという事実)を「ハオハオ、こういうこともある」と受け入れる。自分の境遇(住環境/職場環境/社会環境/まわりの人/生まれなど)を「ハオハオ、(今は)しかたがない」と受け入れる。イヤな人の存在(そういう人がいるという事実)を「ハオハオ、こんな人もいる」と受け入れる。今の自分(欠点/うまくできないこと/コンプレックス/悪いクセなど)を「ハオハオ、(ここは/今は)そのままでいいよ」と受け入れる。
「現実は現実」と、ただ受け入れてしまったほうがいいのです。

 次に「自分の心(感情と思考)を受け入れる」ことです。
 イヤなことがあった時や悪いことを思い出してしまった時には、イヤな気もちになるのはしかたがない(ハオハオな)のです。余計なことを考えずに、イヤな気もちを受け入れればいいのです。
 そういう時に、つい否定的な考えをしてしまうのもムリはない(ハオハオな)のです。そこで、その考えをストップできればいいのです。
 自分の心(感情と考え)の揺れに、「どうしよう、どうしよう」と慌てるのではなく、「ヨシヨシ(好好)」と自分をなだめてあげたほうがいいのです。そして、「今はただ(ハオハオと)受け入れよう」とすればいいのです。

 そして、「問題があることを受け入れる」ことです。
 何か問題があることを、ただ不満に思ったり、嘆いてばかりいても、自分がイヤ思いをするだけです。
 問題があってもそこはそのままにして生活の他の部分を大切にするか、その問題を解決・解消できるように努力していくしかありません。
 悩みや問題があっても、「ハオハオ、ここはそのままでいい(でも、他にいいことがある)」と受け入れるか、「今はそのままでいい(でも、努力すればいずれは解決できる)」と受け入れるかです。

 このような心がけを続ければ、きっと受け入れることができるようになるでしょう。「幸せになれたらいいな」という希望をもち、「ではどうしたら?」と幸せに向けて歩きだせる時がくるでしょう。

108の煩悩

仏教では、人間には108つの煩悩(悩み[の元])がある、と言います。
(除夜の鐘を108回つくのは、そのため)
 フクロウは108の煩悩をもつ、人間の象徴でもあります。

・・・ (フクロウ=2×9×6=108)



「今は幸せ」と思えるようになろう

「あなたは幸せですか?」と聞かれたら、「はい」と答える人はけっこう多いでしょう。「はい」と答えられる人は基本的には幸せなのだと思います。

 不幸な出来事があった時にも、何か悩みを抱えてしまった時にも、ほとんどの場合には基本的な幸せは変わらないはずです。「まだ好好じゃないの?」と自問すれば、そのことに気づけるのではないでしょうか。

不幸なことがあった    ハオハオ でも、まだ好好じゃないの?

一時不幸になることもあるけれど 基本的には好好

悩みがある    ハオハオ でも、まだ好好じゃないの?

一部問題はあるけれど 基本的には好好

 幸せになるためには、「何かを手に入れる」という方法もありますが、「今のままでも幸せと思えるようになる」という方法もあります。現実は変わらなくても、自分の心が変われば幸せになれるのです。

「すごく幸せ」になることはそう簡単にはできないでしょうが、「今はそれなりに幸せ」と思うことはできるのではないでしょうか。
 生活の中で起こる悪いことは「ハオハオ」と受け入れ、小さないいことを「好!好!」と喜べるようになるだけでも、けっこう幸せな感じで暮らせるようになり、「今は(それなりに)幸せ」と思えるようになれるでしょう。

「今は幸せ」と思えるようになり、さらに幸せを目指していけばいいのだと思います。

今は幸せ でも、もう少し幸せになれたらいいな ではどうしたら?

 このような心の姿勢をキープして生きていけたら、少しずつ幸せになっていけるでしょう。

私はhappy owlです   幸せバカ!

owl(フクロウ)には、バカ(fool)の意味がある。

私は幸せバカ     勝手にしろ!

親バカ・釣バカなどの言葉がある。
人から見たらバカかもしれないが、
たいして人に迷惑をかけず本人が楽しんでいれば、
これほど幸せなことはないのかもしれない。



ハッピーになれる自分になろう

 実際に、ラクに生き、ハッピーになるためには、そういう生活を心がける必要があります。そのために役立つのが、「ハオハオで行こう!」という心構え(ハオハオ精神)であり、自分へのかけ声です。

いいことは 好!好! 悪いことは ハオハオで行こう!

     気分よく過ごそう 気分は好好で行こう!

もう少しラクに人とつきあおう 人はハオハオで行こう!

もっと自分を大切にしよう 自分は好好で行こう!

ちょっと前向きに考えよう 3Hの考え方で行こう!

  いいように考えよう ハオ好で行こう!

          ハッピーに生きよう 好!好!「幸せだなぁ」で行こう!

 このように、「ハオハオ」を身につける努力を続ければ、少しずつラクに過ごせるようになれ、ハッピーに暮らせるようになれるでしょう。

フクロウは幸福の神様

私はハッピーになれるのでしょうか?   ハオハオ 私を信じなさい

自分でそう言うヤツはあやしい!   好好 フクロウは幸福の神様じゃ

フクロウは、学問の神様、知恵の神様、商売の神様、農業の神様、幸福の神様などと言われています。



「すべてのことは好好」〜なまけ者の悟り方〜

 どんなに悪いことも「ハオハオ」と受け入れ、どんなに小さないいことでも「好!好!」と喜べる人がいたとしたら、その人は「悟っている」ということになるのかもしれません。「ハオハオ」というたった4文字の言葉を身につけただけなのに。

どんなことがあっても ハオハオ  いいことは、好!好!

「ハオハオ」を極めれば、「すべてのことは好好」と思えるようになれるのではないでしょうか。

世の中、すべてのことは 好好(いいこと・美しい・幸せ)

「ハオハオ」は、もしかしたら、「なまけ者の悟り方」なのかもしれません。

フクロウの“フク”は、幸福の「福」。
「福ろう!」は「幸せになろう!」という意志。

みんなでフクロウ! ハッピーになろう!

 あなたも、幸せを呼ぶフクロウを、心の中で育ててみませんか?


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